Wi-Fi利用の個人向けカメラからのリプレイス
カウンター10席未満、テーブル卓2席程度の飲食店内を防犯および客入りの状況を遠隔地から確認するために、PC・家電量販店でカメラを買ってきて設置しましたが、思うように映像が見られず目的を果たすことが出来なかったため、業務用のカメラシステムを検討されてご相談いただきました。
これまでの問題
画素数や無線LAN通信の性能は十分にあるように見えるWebカメラでも、長時間の運用をしたり、電波干渉を受けて、しょっちゅう画像が止まり、場合によってはカメラがハングアップ(フリーズ)してしまう事もありました。
「カメラが止まってる」
カメラが止まってしまうと、外部からも映像を確認することができず防犯にならないばかりか、カメラを現地で再起動させないと運用再開ができず、非常に手間のかかるシステムになってしまっていました。
手間のかかるカメラなら要らない
- カメラ自体の処理能力に起因する映像配信の停止→目的果たさない
- カメラがダウンすると、現場で電源のON/OFFを行うなどの対応が必要になった。
- 無線LAN自体は便利で良かったが、他の機器との電波障害もあり、常に快適な接続は保てなかった。
解決に向けた提案内容
まず、カメラの処理能力を上げるため、同じWi-Fi対応でもエンタープライズ向け機材に変更し、カメラとは別にレコーダーを設置。外部からのアクセスはレコーダーに行くようにし、ネットワークへの負荷を低減しました。さらには、無線LANのアクセスポイントもネットワーク機器の信頼性が高いメーカーの製品を選んで設計しました。
信頼の置ける機器を採用する
価格重視で選択した安価なWebカメラでは、瞬間的な映像の美しさは変わらなくても、処理が間に合わず止まってしまうことがある
- ネットワーク環境自体をレベルアップさせ、無線LANの機器も上位機種に変更
- カメラを内部処理の早いエンタープライズモデルに変更
- カメラメーカーが配布しているスマートフォン用アプリでもライブ映像を見られるようにした。
お客様の声
今までのカメラよりストレスなくライブ映像を外部から見る事もできて、時間帯ごとの来客状況などを把握できるようになりました。それを店内スタッフの配置スケジュールにも活かしています。もちろん防犯、またはトラブルの抑止力としての成果も今後期待しています。
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※本サイトで紹介している事例は弊社及び弊社の協力会社が携わった案件を基にご案内致しております。画像・映像は実際の案件のものとは異なります。